亡き祖母が腰かけていた椅子

猫あしで、フェルト布が、しっかりしていて、お店に置いて、今も、腰かけてこれを綴っている。

オープンした頃に、二十日おきに、少しだけつんでほしいと、カットに見えていた、おばさんがおられた。

彼女は、こられたら、この椅子に腰かける。そして、上体を左右に揺らし ギコギコと音を出し、椅子がうなるのを 面白がり、この椅子は、怖いわ。と、言うくせに、他の丈夫な椅子には、

ついぞ、座らなかった。

彼女が、足の手術をされ、だんだん弱られてゆくのを気にしながら、

永い年月、寄って頂いたが、

お顔を忘れてしまうほどに、又年月が、経ってしまった。

近頃寄ってくださる方が、

お店の観葉植物を眺めて、

この植物の名前は、何というの？

欲しいけど、どこにもなくて。

と、言われたので、

ちょうど、水差しで、根がでて、新芽も育っているから、と、新芽を差し上げた。

お店が営業している限り、

来れなくなる方あれば、

新規に、見えられる方と、

入れ違いに、風通しのよい店に

成長しています。

続ける、と、言う行為が、

私の、修行かしらね。

今日も、がんばらなければ。

との、日々。

しかし。本日。

暇だったので、水槽のお手入れをしました。

朝来るときに、

元興寺を通ってきたら、

境内に、大きなはすが開いていました。

暑くなってきますね。

ご自愛ください。

(とおすぎて、見えないね？笑)

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